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受験勉強の敵


敵を知り己を知らば、百戦危うからずです。

 受験勉強を始めようとする中学3年生にとって、その勉強しようとする意欲を奪うものは、受験の敵と言ってよいと思います。ですが、「敵を知り己を知らば、百戦危うからず」の言葉通り、敵の正体を知って自分の弱さを認識していれば、受験勉強にスムーズに取り掛かれることは、間違いありません。

 ここに挙げることが、受験の敵の全てではありませんが、受験勉強に敵が存在することを明確に意識してもらうのには適していると思います。

 以下の表を見てもらえば、分かると思いますが、受験の敵は、男の子と女の子で違っています。

受験勉強の敵

 男の子の敵は、わりと退治しやすいです。お母さんから見ると、男の子は不器用で、部屋で遊んでいるとすぐに発覚します。だから、早めに手を打つことが可能です。子ども達の意識の高まりに合わせてルールを決めて守らせましょう。

 逆に、女の子の敵は、手強いです。女の子は、男の子よりもお母さんのことをよく見ているので、お母さんの目をごまかすのが上手いからです。また、女の子にとって、メールは人間関係と直結しているので、やめにくいというところもあります。また、男の子と違って、机の上でイラストを書いたりメールを打ったりするので、机の上が遊び場になり、勉強をするところと遊ぶ場所を混同してしまうところも困ったことです。

 女の子で、メールやイラストに夢中になっている子は、勉強を長くしているようでも、実は、あまり勉強出来ていません。机の前に座っていても、頭の中が、別のことでいっぱいだからです。女の子の敵は、実は頭の中にあるので、退治しにくいのです。

 正直に言うと、私もこれらの敵に負けている子を助け出せないこともあります。メールをやめるくらいなら、塾をやめた方が良いと考える子もいるからです。メールをたくさんされているお母さんなら、共感出来るところもあると思います。

 手強い敵の存在は、見えてきました。後は、自分の弱さに気付くことが出来れば、勝てるのではないでしょうか。

2006/1/12

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