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勉強が嫌いになる前に


 小学1年生くらいだと、あまり勉強が嫌いな子はいません。というよりも小学1年生は、まだ勉強が好きとか嫌いとか判断出来るほど勉強をしていません。ですから、本当に勉強が嫌いになる前に、勉強が嫌いにならないようにしっかり勉強をさせておくことが大切です。

 「でも、うちの子は勉強が嫌いなんです。」とおっしゃりたい方もいると思います。ですが、それは正確には「勉強が嫌い」なのではなく、「面倒なことやしんどいことが嫌い」なだけです。あるいは、もっと他にやりたいこと(ゲーム・テレビ・マンガなど)があり、その時間が減ることが嫌なので、勉強をしたがらないだけです。

 そこのところを勘違いすると大変なことになります。「勉強嫌い」でも「勉強嫌いになりかけている」わけでもないのに、勉強嫌いにさせてはならないということで、学習量を減らすことになります。

 そのために、本当の勉強嫌いの小学生を作ることになってしまいます。なぜなら、学習量を減らしたことで、学校の勉強についていけなくなるからです。

 勉強嫌いになる本当の原因は、学校の授業が分からなかったり、宿題の問題の解き方が分からなかったり、頑張って解いてもバツばかりで、なかなかマルにならないことなどです。

 高学年になると、授業で間違った答えを言って周りの子に笑われたというような体験も勉強嫌いの要因になります。また、問題を解くのが遅くても、宿題の負担が大きくなりすぎて勉強が嫌いになります。

 ですから、きちんと勉強をさせて、学校の授業がきちんと理解出来たり、問題が良好に解けたり、宿題をさっさと終わらせる力があれば、勉強嫌いになることは、ほとんどないと思います。

 低学年の内に、しっかりと家庭学習を頑張らせて、勉強に自信を持たせてあげることが、お子さんが勉強嫌いにならなくてすむ最良の方策です。自分の得意なことが嫌いになる子は、そうはいないはずです。

 面倒なことやしんどいことを嫌がっているお子さん達の本質をきちんと見抜いて、安易に甘やかすことなく、夕方5時に外遊びから帰ってきたら、楽しいこと(ゲームやマンガなど)をする前に、きちんと勉強をさせることを義務付けて良いと思います。

 毎日、算数・国語・漢字の問題集を1ページずつ解くことは、きちんと習慣にすれば簡単なことです。そんな簡単なことでも、毎日続ければ、1週間で21ページ、1ヶ月で80ページ、1年間で1000ページくらい学習出来ます。このくらいの量を当サイトで紹介している優良問題集で頑張れば、かなりしっかりした学力が身に付くと思います。

 きちんとした学力が身に付けば、勉強嫌いにはならないと思います。

2007/05/11

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