目次へ

算・国・漢1日1ページ運動
(小1〜4生対象です。)


 あるお母さんとの掲示板でのやりとりで気付いたのですが、私には当たり前のことでも、お母さん方にとっては目から鱗のようなこともあるようです。この算・国・漢1日1ページというのも、案外、盲点かもしれないので、「算・国・漢1日1ページ運動」として紹介することにしました。

 是非、以下に紹介する「算・国・漢1日1ページ運動」に参加してみて下さい。

 ルール

○算数と国語と漢字の問題集を、それぞれ1冊ずつ用意します。出来れば、このサイトの優良問題集で紹介している清風堂の学力ドリルや習熟プリントから始めると良いでしょう。それらを、毎日各1ページずつ仕上げさせていきます。1ページ解き終わったら、お母さんが丸付けをしてあげて下さい。その後、間違い直しをさせて、青丸付けをして下さい。その時、漢字は、模範解答を写させたので構いませんが、算数は必ず計算のやり直しをさせて下さい。

○夕方の5時くらいに外遊びから帰ってきたら、テレビを見たり、ゲームをしたり、マンガを読んだりなどの楽しいことをする前に取り掛からせます。合計3ページが終わるまでは、テレビを見たり、ゲームをしたり、マンガを読むことはさせないようにします。(食事は別)

○年度の前半は、前学年の問題集を使うことをお勧めします。当該学年の問題集では、1日1ページずつ練習出来るほど学習が進んでいないので、すぐに行き詰ります。また、予習で解かせると、お母さんの負担が大きすぎて長続きしない可能性が高くなります。
 小学1年生は、1学期内容を中心にやらせるしかないので、場合によっては少し予習的な学習をしても良いと思います。ただし、ひらがななどでも、本当に定着するには時間がかかるので、1学期内容から先への予習は必要ないと思います。問題集で他に出来るところがなくなったら、他の問題集のはじめのところへ移るとよいでしょう。残りのところは、2学期になってから使うようにして下さい。

○年度の後半は、当該学年の問題集に入って下さい。清風堂の問題集から始めて、基本が身についたら受験研究社の標準問題集をさせると良いと思います。さらにゆとりがあれば、ケンちゃんの使用問題集リストで紹介している問題集を参考にしてみて下さい。正答率が7割をきることが多いようなら、簡単な問題集に戻って下さい。


 ここからは、細かいことですが、ルールの甘さが家庭学習を継続出来ない原因になるので、是非、確認しておいて下さい。

○本人に意欲があって、日々の規定量を超えて解いても、その余分に解いた量を翌日以降へ繰り越さないようにして下さい。1日1ページは、学習習慣を身につけることも大切な目的としているので、繰り越した分だけ、学習の空白期間を作ったのでは意味がないからです。

○学習をしなくて良い日は、原則体調不良の日だけです。基本的には学校行事などで負担の大きい日でも、量を調節してやらせるようにした方が良いでしょう。また、あらかじめ分かっている遠足や運動会などは、前日や前々日などに先取りして学習しておいても良いと思います。(でないと、結局体調不良で家庭学習なしになる可能性があります。)これは、先ほどの繰り越し禁止とは事情が違うので、OKです。(実は、ケンちゃんも行事のある時は、前日に先取り学習していることがあります。あと、ケンちゃんは、元旦と家族旅行の時は家庭学習をしなくて良いルールになっています。)

○1日1ページでは、かなり学習時間にゆとりがあり、本人に意欲がある場合は、1日各2ページずつにしても良いと思います。または、科目を決めて、その科目だけ1日2ページというのでも良いでしょう。ただし、最低学習量を決めたら、本人の勝手な判断で減らさないようにして下さい。ページ数の決定権を子供達に握らせると、この1日1ページ運動は、失敗します。本人が体調不良を訴えた時や、お母さんの目で見て明らかにオーバーワークになっている時だけ減らしてあげるようにして下さい。また、本人の取り組み姿勢の甘さのために消化出来ないときは、翌日に繰り越して仕上げさせるのも良いと思います。安易な逃げ道を作らせないことがポイントです。
 同じ学習量でも、必ずやらなければならないと思っていれば、それほど苦痛ではありませんが、やってもやらなくてもよいと思っていれば、とても苦痛に感じるはずです。是非、一度決めたルールを守らせることにこだわって下さい。


 こまごまと書き連ねましたが、全てをこの通りにする必要はありません。ただし、ここでお伝えしていることの本質はつかんでいただかないと1日1ページ運動は破綻します。1日1ページは簡単なことのようでも、算・国・漢で毎日3ページずつ学習すれば1年で1000ページ以上ですから、誰もが出来ることではありません。是非、この「算・国・漢1日1ページ運動」が多くのご家庭で成功することを期待しています。

2007/05/24

次へ
目次へ