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丸付けを正確にしていますか


丸付けは、ていねいに。バツは小さくつけること。
正解と不正解の区別をつけることが、丸つけの役割です。

 皆さんは、丸付けくらい簡単だと思われるかもしれませんが、子供たちのノートを詳しく見てみると、丸つけが正しく出来ている子は、あまりいません。

 たまたま100人くらいの中1生に接する機会があった時に、試しに、dogをbogと書くなどして、30問中10問しか正解がない答案を、模範解答を見ながら丸付けしてもらったところ、丸の数は10〜20までにほぼ均等に散らばりました。(中1の夏休み中です。)多くの子供たちが、bogに平気で丸をつけているのです。そのために、間違った知識がそのままになっています。これでは、成績が上がるはずがありません。

 丸つけの本当の意味は、「正しいか正しくないかを区別する」ということです。問題の解き方や考え方を「覚えていたのか」・「覚えていなかったのか」、「ミスがあったのか」・「ミスがなかったのか」を区別することが、丸つけをすることです。しかし、実際には多くの子がバツを大きく大きく書いて、まるで答えを間違うことが罪であるかのように乱暴につけます。その繰り返しは、心に深い傷をつけます。

 丸付けのバツは小さくて良いのです。丸とバツをていねいにつけることが、「区別をする」という目的にかなう丸付けです。是非、お子さんのノートを見て、大きなバツが書かれていれば、正しい丸付けの方法を教えてあげてください。

 また、丸付けをしていてあまりにバツが多い時は、一旦丸付けを中止して、その単元の復習をさせてあげてください。バツが続くのは、その単元の解き方を忘れているか、勘違いをしているだけなので、むやみにバツをつけてもあまり意味がありません。もう一度学習し直してから解き直せばよいのです。

2004/11/07

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