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目標を持っていますか


世の中の現実について、正確な情報をたっぷり与えること。
情報に基づいて、自分の目標を見つけさせること。

 これは子供だけではなく、大人も同様だと思いますが、誰でも本気で達成したい目標があるときは、自分でも信じられないくらいの大きな力を発揮することが出来ます。ですから、子供たちが本気の目標を持つと、大きく伸びます。

 目標を持たせる上で、注意点が二つあります。一つは、お金や物と引き換えに頑張らせないということです。お金のためだけに頑張らせると、お金がもらえない時は、まったく頑張らなくなります。ですから、学習上の目標は、あくまでも自分のために決めるべきものです。目先のお金や物のためだけに、頑張ることは、長い目で見るとプラスになりません。

 もう一つは、これも大切なことですが、自分の目指す目標は必ず、自分自身で作ったものにすることです。残念ながら、自分以外の人(親や先生)から与えられた目標のために長く本気で頑張ることは出来ません。

 目標を持たせるには、世の中について正しい情報をきちんと与えることが不可欠です。子供たちも自分の人生をより良くしたいと何となく考えています。ですが、自分が生きていく世の中について、正確な情報や知識がなければ、それらについて考えることは出来ません。

 だからこそ、お母さんの成功や失敗の体験や知識を生かして、子供たちに実社会のいろいろな現実を伝えましょう。お母さんは、社会を生きる先輩ですから、堂々と現実の社会について伝えていく資格があります。ただ、情報の与え方で、子供たちの考えも大きく左右されるので、この役割はお母さんだけでなく、家族全員で幅広く協力することが大切です。

 そして、それらの情報を元に、自分の将来について考える習慣を身につけさせます。子供たちは、たくさんの情報を材料としていろいろ考えます。そのうちに、自分の目標を見つけ出します。こうして持つことの出来た目標は、少しぐらいのことでは揺るがない確固たるものになります。

2004/11/07

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