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勉強嫌いになっていませんか


テストは、弱点を把握し、次の学習への方針を決めるためのもの。
テスト結果で、一喜一憂し、勉強嫌いにさせないこと。

 最後は、勉強嫌いにさせないことです。勉強好きにすることは難しいかもしれません。でも、勉強嫌いにさせないことは、勉強が嫌いになることをしなければよいので、勉強好きにするよりは簡単です。

 子供たちが、勉強嫌いになるきっかけはいくらでもあります。周りが知らず知らずのうちにそのきっかけを後押ししてしまい、気付いた時には、「勉強」=「苦痛」となってしまっています。すでにそうなっている子も多いと思いますが、長い時間をかけて作ってしまったトラウマは、あわてずに長い目で、徐々に変えていきましょう。

 それでは、どのようにすれば子供たちが勉強嫌いにならないで済み、勉強嫌いの子の勉強嫌いが治るのでしょうか。今までの様々な学力アップのコツも勉強嫌いにさせないためのポイントといえますが、ここでは、テストに絞ってお伝えします。テストは使い方によっては、子供たちの気持ちを大きく傷つける可能性も持っているからです。

 まず、子供たちにテストの意味を正しく伝えましょう。テストの目的はいくつもありますが、最も重要な目的は、学習内容の理解度や定着度を測り、今後の学習の方向性を明らかにすることです。子供たちが、その科目のどこが理解出来ていて、どこが理解出来ていないのかを確認することが、大切なのです。

 でも、学校では通知表などの評価や入学試験のデータとして使われることも多く、子供たちがその側面でのみテストをとらえがちです。テストで学力や入学資格の評価をするのは問題ありませんが、子供たちが、その結果によって自分自身にマイナスのレッテルを貼ることが問題です。自分は、40点くらいのレベルであるとか、200人中160番くらいの実力だなどと決めつけることが、勉強に対して意欲を失わせる大きな要因です。

 それが大きくなると、自分の弱い部分を隠そうとして、周りの反応を極端に気にしたり、授業中に間違うことを恐れたりします。それでは、平常心で勉強に取り組むことは出来ません。なぜなら、頭の中が、問題を解くことではなく、どうすれば恥をかかないですむかということに集中しているからです。

 そうならないためにも、お母さんがテストの意味を正しく理解して伝えてください。テストを持って帰るたびに説教をされるのでは、勉強嫌いにならない方が不思議です。前の努力の大切さの項目とも重なりますが、子供たちがテストを持って帰ったら、点数には目をつむり、普段の学習状況を思い出してください。そして、次のテストに対する意欲へとつながるように、子供たちの日頃の勉強の仕方についてアドバイスをしてあげてください。

2004/11/07

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