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正しい間違い直しをしていますか


計算ミスは、必ずもう一度、鉛筆で計算し直すこと。
直した問題は、青ペンで丸をつけること。

 子供たちに算数の間違い直しをさせると、ほとんどの子が、すぐに赤ペンで正解を写します。32−17=14としてあれば、赤ペンで15と書いて終わりです。ですが、算数の問題の答えを模範解答どおりにそのまま写して学力が向上するでしょうか。そんなはずがありません。もう一度、筆算を書いて計算してこそ、間違いを訂正できるはずです。

 間違い直しで大切なことは、「知識を頭の中へ入れる」ということです。丸付けで明らかになった「覚えていなかった」ことや「ミスした」ことを、きちんと確認し、次に同じ問題が出た時に解けるようにすることが、間違い直しをするということです。ですから、算数なら間違った問題をもう一度鉛筆で計算し直すことが不可欠ですし、社会などの科目なら、記号を直すだけでなく、もう一度問題を見直して、「享保の改革」を行ったのが「イ」の徳川綱吉ではなく、「ウ」の徳川吉宗であるということを確認する必要があります。ここまでやれて、間違い直しが出来たといえます。

 また、間違い直しをした問題は、青ペンで丸付けをさせましょう。色を変えることで一度間違えた問題を簡単に見分けることが出来るようになり、復習の効率がとてもよくなります。高学年では、間違った問題を消さずにそのまま残しておいて、ノートの他の場所に解き直しをすると、自分の間違いのくせをつかみやすくなります。

2004/11/07

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