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机に向かっても長続きしない時は、どうすればよいですか?


いろいろな理由が考えられますが、
正しい姿勢が身についてないことも原因の一つです

 まず、日々こつこつと一定量の学習に取り組んでいれば、小・中学生が1日に2時間を越える長時間の家庭学習をする必要はありませんが、受験勉強などで、大量に学習時間を取りたい時も出てきます。そのようなとき、どうしても集中力が続かないなどの壁にぶつかる子も多いと思います。学習の内容や、生活習慣なども影響しますが、特に重要なことが、学習姿勢です。学習姿勢が悪いと疲れやすいので、長時間、机に向かい続けることが困難になります。

 良い学習姿勢を身につけることは、大人になってからも役立つので、一生の財産ともいえます。ですから、低学年(出来れば小学校入学直後)のうちにしっかりと正しい学習姿勢を身につけさせてください。もし、すでにある程度の年齢に達しているなら、短期間での矯正は無理があるので少しずつ正しい姿勢に慣れていくように時間をかけて身につけさせましょう。

 では、良い姿勢とはどのような姿勢でしょうか。それは、疲れにくい姿勢です。詳しく説明すると、不要な筋肉に力が入っておらず、無駄な力が働いていない姿勢です。そのような姿勢のポイントは、バランスの良いことです。腰の上におなか、おなかの上に胸、胸の上に肩というバランスが、川原で小石を積み上げたようになっていれば、合格です。バランスが取れていれば無駄な腹筋や背筋や肩の筋肉を使わなくて良いので、疲れにくくなります。

 机に肘をついたり、あごをついたり、時には、上半身を机の上に投げ出したような姿勢は、短い時間は楽なようでも、実際にその姿勢で何時間も学習することは出来ません。

 バランスの良い姿勢を身につけるために、お勧めしたいのは、机といすの間を狭くし、自分の体を挟むようにすることです。その時にお尻をすこし前に出して座ります。その状態で、お腹のそこから思い切り息を吐きます。そうすると、体から無駄な力が抜けます。この状態で学習するとよいでしょう。そのうちに、体がバランスを取りたくなって、お尻が少しずつ後へ下がってくればOKです。お尻がお腹の下にきちんとくれば、不必要な力がかかっていない良い姿勢が身についているはずです。

 楽な姿勢をきちんと身につけることが出来れば、学習によって肩が凝るなどの障害も起きにくくなり、長時間学習しても、それまでのような負担を感じることはないと思います。是非、試してみてください。

2004/11/07

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