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子供の勉強を見ていると、イライラするのですが?


お母さんのイライラは、子供たちの意欲を奪います。

 私も、日曜日は、基本的に我が子の勉強を見ていますが、問題が出来ないという理由で怒ることはありません。仕事柄、子供たちにとって、それらの問題が難しいことを知っているからです。お母さん方も、自分が小学校の頃は苦労していたはずですが、すっかり忘れているだけです。そして、大人の基準で難易度を判断している場合がほとんどです。

 たしかに、今の子供たちは、お母さんが子供の頃より問題を解く力が弱くなっているのも事実です。ですが、そのことについて子供たちに責任はありません。なぜなら、今の子供たちの低学力はゆとり教育の影響だからです。実は、どの子もお母さんの頃に比べると、問題を解く力が低いのです。我が子だけが出来ないわけではありません。

 以上の2点を踏まえて、まず、家庭学習では、子供たちが楽々解けることから始めることが大切です。問題が解けなくて苦しんでいたら、もっと簡単な問題をさせればよいのです。難しい問題を解かせるから、子供たちも苦しみますし、お母さんのいらいらも大きくなるのです。

 低学年の家庭学習で大切なことは、学習習慣を身につけることです。決して、難しい問題を解けるようにすることではありません。そのことを理解していただければ、子供たちが問題を解けないからといってイライラすることもなくなるのではないでしょうか。

 また、学習態度(意欲など)の面で、我が子のぐずぐずしている様子にイライラするという場合もあると思います。これについては、ある程度、しつけの意識を持って接するべきだと思います。日常生活のしつけ同様、ルールを作って、守るべきことはきちんと守るように節度を持って教えた方が、良い結果になるでしょう。学習態度が悪いと言っても、低学年のうちは、悪気があるわけではないので、しつけ同様、正しいことと正しくないことの違いを教える気持ちで、ちょうど良いと思います。是非、やるべきこと(日々の学習など)は、きちんとやれるように教えてあげてください。

2005/02/06

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