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中3受験生ですが、夏休みをどう使えばよいですか。


一番大切なことは、苦手科目の克服です。

 「夏を制する者は、入試を征す。」塾の世界では、言い古された言葉ですが、やはり、この言葉は真実です。夏休みに、しっかりとした学習が出来れば、2学期に実施される重要な実力テストで結果を出せるので、志望校もぐんと近くなります。

 では、どのような勉強をするのが、もっとも良いのでしょうか。答えは、一つです。苦手科目をとことん頑張って得意科目にすることです。夏休みに家庭学習が、1日5時間×40日で、約200時間取れるとすると、ほぼ、学校での1・2年生の1科目分の学習時間と等しくなります。ですから、かなり苦手な科目でも、頑張り方次第で得意科目に出来ます。

 苦手科目の勉強だけでは、不安になる子もいると思いますが、200時間の持ち時間で5科目をバランスよく勉強すると、1科目あたりの学習時間は40時間となり、学習効果を実感できない可能性が高くなります。学習効果を実感出来なければ、その後の半年間の学習に自信が持てなくなり、受験勉強を本気で頑張ることが難しくなります。

 ですから、得意科目の学習は、学習塾の夏のカリキュラムをきちんと消化するくらいで良いと思います。どこの塾にも通っていないのなら、家庭学習時間が9時間程度は楽に取れるので、他の科目も、1科目あたり40時間(1日1時間)は勉強出来ると思います。

 どの科目もほぼ同じくらいの得点力の時は、英語または数学を優先してください。英語と数学は積み上げ科目ですから理科や社会に比べて得点を上げることが難しいので、時間のある夏休みに先に頑張っておく方が良いです。また、本人に強い意欲がある場合は、2科目頑張っても良いでしょう。

 これまでの内容から、気付いていただいたかもしれませんが、夏休みといっても時間には限りがあり、子どもたちが考えるほど多くの時間が取れるわけではないということです。そのことに気付かずに無計画に勉強をしていると、中途半端な学習になります。

 次は、問題集の選び方ですが、先生のサポートのない家庭学習であることを考えると、7〜8割は楽に解ける薄めの問題集(中1・2年の復習用)を1冊購入することをお勧めします。その問題集を、夏休みの半ばまでに、ノートへ5回解きます。(当サイトの学力アップのコツを守って下さい。)私の経験上、このくらい解くと確実な学力アップにつながります。なぜなら、2度・3度としくじるうちに、問題の意図が見えてくるからです。

 5回解き終えることが出来たら、もうワンランクレベルを上げて他の問題集を購入します。これを残りの半分の期間で、同様に5回解いてください。そうすれば、2学期の実力テストにはっきりとした結果が出ると思います。結果がはっきり出れば、自分の学習方法に自信が持てます。それに、2冊の問題集を完全に消化した自信もついているはずです。その自信が、そこから先の受験勉強を力強く応援してくれるはずです。

2005/06/23

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