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小学生の理科や社会の勉強は
どうすればよいですか?


理科や社会に関心を持たせることが大切です。

 私立中学受験をしないお子さんの場合は、小学生の段階で、どんどん問題集を解くような勉強はしなくてもよいと思います。

 私は、仕事柄、小学生と中学生の両方を指導していますが、中学校での理科や社会の得意・不得意は、小学校時代にどれだけ理科的な話題や、社会的な話題に関心を持っていたかで決まるといってよいと思います。関心があれば、それらの知識が自然に流れ込んでくるからです。

 信じられないかもしれませんが、関心のない子は、小学校6年生で算数や国語の成績が優秀であるにも関わらず、カブト虫の足の数も知らなかったり、太陽がどの方角から昇るかを知らなかったりします。

 ですから、身の回りのこと全てに関心がある幼稚園や小学校低学年の時期に、興味や関心を伸ばしてやることが大切です。どのような子でも、何かしら熱中することがあるはずです。そこをうまくとらえて刺激を与えることが、興味や関心を伸ばすことにつながります。

 高学年になると、すでに理科や社会が嫌いになっている子もいます。そういう場合は、科学マンガや歴史マンガなどをうまく活用すると良いと思います。小学生の時に、これらの本をたくさん読んでいる子は、たいてい中学校の理科と社会の成績が、とても良好です。

 基本的に、自ら進んでそのような本を読みたがる子は、問題ありません。ですが、理科嫌いや社会嫌いの子は、そのような本を購入したり、図書室で借りてくることはありません。そこで、お母さんの工夫が必要です。

 一言でいえば環境作りですが、1つは、リビングに科学マンガや歴史マンガなどをいくつか並べておくことです。もう1つは、お母さんやお父さんが、それらを手にとって読んでみることです。そして、面白い話題を見つけたら、「この部分は面白いなぁー。」と口に出してみることです。

 この「口に出す」ということが最大のポイントです。つまり、お母さんやお父さんが、理科的な話題や社会的な話題の面白さを伝えることが大切なのです。お母さんが、楽しそうに読んでいれば、お子さんも、必ず興味を持つと思います。是非、頑張ってほしいと思います。

2005/09/07

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