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地図を活用していますか?


 小学6年生に、「自分の家に世界地図を貼っている人?」と聞くと、多くの子が一斉に手をあげてくれます。たまたまそのクラスでは、ほぼ全員が手をあげてくれました。

 その子供たちに、オーストラリアの場所を聞くと、多くの子が「???」となります。アメリカ合衆国を聞いても、やはり「???」です。まずまず知っている子が多かった国は、中国とロシアです。それにしても、オーストラリアに住んでいる有名な動物(コアラ・カンガルー)の名前は言えるのに、肝心のオーストラリアの場所を知らないとは、不思議です。

 そこで、さらに突っ込んで、地図を貼っている場所を聞いてみると、最も多い答えが自分の部屋でした。私は、それを聞いて、やはりと思いました。自分の部屋に地図を貼っているので、残念ながら日々の生活の中で地図が活用されません。そのため世界地図を貼っているにも関わらず、オーストラリアの場所さえ言えないのだと思います。

 我が家では、世界地図をリビングとトイレに、日本地図をお風呂に貼っています。リビングは、日頃から活用しやすいのが一番の理由です。お風呂やトイレは、時間にゆとりがあるので、リラックスして地図を眺めることが出来ます。そのような理由で、地図を貼る場所としては、リビングとお風呂とトイレがお勧めです。

 でも、それらの地図が本当に活用されるためには、やはり親子の会話の中で、地図を使ったやりとりがなければならないと思います。せっかくリビングに世界地図が貼ってあっても、何も活用しないのであれば、単なる壁のデザインと同じです。テレビのニュースや旅番組などで、知らない国や都市が出てきた時に、すかさず世界地図で場所をチェックするかどうかで、リビングの世界地図の値打ちが決まります。

 お風呂の地図も、まだ、お子さんがお母さんと一緒に入る年齢であれば、上手く活用してほしいところです。ただし、「都道府県名を北から順に覚えていきなさい。」などという活用の仕方は、あまりお勧め出来ません。覚えることが好きで、本人が喜んでやっているなら良いですが、リラックスタイムのお風呂がトレーニングの場になったのでは、逆に地図嫌いになるかもしれません。

 ここは、ゲーム感覚で一緒に遊んであげるのが良いと思います。「○○県はどこにあるか探して見て。」とか、「海のない県はどこか。」などとクイズ形式で出題するのが面白いと思います。先日、ケンちゃんに「ウミナシトウ」はどこにあるかというトンチ?クイズを出されて、私はギブアップしましたが、お母さんは正しく見つけられたようです。皆さんは、日本地図でこの「ウミナシトウ」を見つけられますか。是非、挑戦してみて下さい。

 あと、トイレの地図は、低い位置に貼るのがポイントだと思います。座った時に自然に目線がいくところに貼ると、無意識の内に見てしまうと思います。まあ、本人の気持ちの中に地図を楽しむ気持ちがないと、いくら目の前にあっても役に立たないのは確かですが。

 最後に、子供たちに地図をトイレやお風呂に貼らせてもらえるか聞いてみたところ、たぶんダメだろうという声が多勢でした。やはり、お母さんとしては壁の雰囲気を乱すものを貼りたくないというのが正直なところではないでしょうか。でも、お子さんがオーストラリアの位置すら知らなければ、少しの間我慢してあげてほしいところです。

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 参考までに、お風呂に貼る地図は、防水タイプであることを確認してから購入して下さい。また、スリーエムから出ているコマンドタブという両面テープは、我が家のお風呂の壁でも使うことが出来ました。コマンドタブは壁をほとんど傷めないので、お勧めです。ただし、日焼け跡は避けられないので注意して下さい。 

2007/04/24

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