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ケンちゃんの英語学習計画@


 ケンちゃんは、小5生から英語の学習をスタートする予定です。中学生の英語は、どうしてもテストで良い点を取ることに主眼を置いた学習になりがちなので、まだ、自由の利く小学生の内に使える英語の基礎を身につけさせたいと考えています。

 実は、今、ケンちゃんに頑張らせているローマ字の学習も、ケンちゃんの英語学習の準備になっています。英語の先生が、ローマ字を知らない子は英語の力も付き難いと言っているのを何度か聞いていることもあり、まずはローマ字で大まかな発音の予測が立つようにさせたいと考えています。(このあたりは、センスのあるなしもあるので、耳の良い子であれば、ローマ字を知らないほうがスムーズに英語の発音に馴染むかもしれません。)

 また、ローマ字をたくさん書かせることで、アルファベットそのものに慣れさせる、アルファベットを速く書けるようにするという狙いもあります。ケンちゃんは、書写的な練習(漢字練習など)を嫌がる傾向があるので、今からアルファベットについてスムーズに手が動くようにしておかないと、5年の春に急に英単語の練習を始めても手が動かない可能性が高いと思います。



 それでは、ケンちゃんの英語学習計画についてですが、まず、基本的な方針は、以下のようになっています。

○使える英語を身につけさせる。
 今の学校英語は、残念ながら使える英語ではありません。多くの方が中学校と高校で、少なくとも6年間は英語を学習しているにも関わらず、ほとんどの方が英語でしゃべることに大きく抵抗があります。

 学校教育の中で6年間も英語学習を継続していながら、英語があまり話せない理由については、いろいろな意見があると思いますが、私の考えは、日本人は日常生活で使いたい単語を案外知らないということです。

 例えば、10才のケンちゃんが私と話すのにほとんど不自由がありません。つまり、10才レベルの語彙力があれば充分大人と会話出来ることになります。ですが、私自身はアメリカ人の10才の子と満足に会話することは出来ないと思います。つまり、私には10才レベルの英語力が身についていないということです。

 日本人は、難しい英単語を知っていますが、日常生活でよく使う英単語のヌケが意外に多いと思います。この日常生活でよく使う英単語を覚えることが大切だと考えています。



○英語耳を鍛える。
 この英語耳を鍛えるということでは、今の時代は、とても便利になりました。昔もカセットテープはありましたが、リスニングの反復練習をするには不便でした。もう懐かしいことですが、巻き戻すという操作に案外手間がかかりました。その点、CDはナンバーを入力するだけで聞きたいところへジャンプ出来ますし、リピート機能も付いているので、繰り返しが容易に出来るようになりました。

 私自身、英語を母国語とする人(ネイティブスピーカー)の英語を聞き取り、また、自分自身の英語を彼らに聞き取ってもらうために、正しく発音出来ることが不可欠であると思っているので、CDをベースに学習するということが重要だと思います。



○学校英語のくせがつく前に英語に親しませる。
 学校英語では、定期テストで点数がつき、また、その結果によって通知表の結果が決まるという側面を取り除くことは出来ません。そのために、ピリオドの付け忘れ、大文字・小文字の区別、3単現のsなどに細かい気配りが必要です。先に、その気配りを優先しすぎる感覚を身につけると、会話はしづらくなってしまいます。

 以前、私が勤務していた塾で、小学生英語の授業をしていただくオーストラリア人やアメリカ人の先生の接待は、ほとんど私がしていました。なぜなら、中学生に英語を教えている日本人の先生方(大学の専門は英米文学だったりします。)は、生徒の前で間違った英語をしゃべることを恐れて、ほとんどしゃべれなくなってしまうからです。私は、数学担当でしたので、間違いを恐れずしゃべることが出来たので、彼らの接待が私の役割になったのです。

 たしかに生徒に対して、ピリオド一つでバツをつける立場からすると、ささいな文法的なミスも許されないと思う気持ちは理解出来ます。でも、よく考えてみると、我々日本人が日本語を使うときも、結構間違っていたりするのですから、本当は、少々の間違いを気にする必要はないと思います。ケンちゃんに、学校英語よりも少し早く英語の学習を始めさせる一番の理由は、ここにあるかもしれません。



 以上のことを踏まえて、来年の4月からケンちゃんが使う予定のテキストは、学研の「はじめての英単語じてん」(全3巻)です。このテキストの良いところは、私が英会話に必要だと強く思う単語が入っているということです。このテキストは、「みぢかなもの」 「ものごとのうごき」 「ものごとのようす」 の3部に分かれているのですが、特に、「ものごとのようす」に出てくる英単語は、名詞が中心の「みぢかなもの」よりも大切だと考えています。

 私達の普段の会話を考えた時に、「これって、油っこいね。」とか、「ここ、すべりやすいよ。」とか、「彼は、ひかえめな人ですね。」など、ようすを表す表現をたくさん使っていると思います。逆に名詞は、すぐに代名詞に置き換えられてしまうので、使用頻度は少なくなります。読める力ではなく、使える英語という観点では、ようすを表す単語が重要なのではないでしょうか。

 ですから、ケンちゃんに最初に取りかからせるテキストは、「はじめての英単語じてん」の「ものごとのようす」の予定です。このテキストを聞き取りと音読と書写の練習用として使いたいと思います。詳しい学習計画は、後日、ケンちゃんの英語学習計画Aにて報告します。

これらが、ケンちゃんが来春から使う予定のテキストです。

全3巻セットで購入すると、なぜかアマゾンのポイントがグンと高くなっていました。もし、3冊とも購入されるのであれば、セットで購入することをお勧めします。紙箱入りで、整理しやすくなっています。

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 なお、「はじめての英単語じてん」を見つけるまでは、東外大言語モジュールを中心に学習させる予定でしたが、「はじめての英単語じてん」の方が、小学生のケンちゃんには活用しやすいので、こちらを中心に学習させることにしました。

2007/11/25

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