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ネットでの情報は限定されていますね。


 私自身が、ネットを通じて小学生や中学生の教育に関する情報や私見を発信しているかたわらで、教育情報をネットを通じて収集することも多くあります。その作業で気付くことは、普通に公立小学校に通っており、そのまま公立中学校へ進学するご家庭に向けて発信されている情報は、とても少ないということです。

 それでは、どのような情報が多いのかというと、皆さんのご想像通り中学受験に関連する情報が、ほとんどを占めています。また、ヤフーなどの掲示板でも、活発に意見交換が行われているのは、中学受験に関する話題です。

 確かに、中学受験は、塾選びや学校選びなど、情報の収集が必要なことが多く、ネットが強力なツールになることは間違いありません。逆に、公立中学校進学においては、お母さん方に学校選びなどの選択の余地が少なく、また、選択するにしても、とても狭い地域内での選択であることが多いので、ネットでの情報交換には向いていないことがほとんどです。

 また、サイトを作成する側でいうと、訪れる人が少ない分野でホームページを作成する人の人数は、自ずと限られていくことになります。掲示板にしても、人が集まらないスレッド(話題)は、どんどん下へ下がってしまい目立ちにくくなります。

 以上のような背景もあって、公立小から公立中に進学するご家庭への情報提供が少なくなっていると思います。考えようによっては、ネットの中でも、情報量の格差社会が生じているということです。

 ですから、ご家庭の方針として、中学受験をしないという選択をされていても、学習方法や家庭学習のさせ方、また、我が子との接し方などを中学受験サイトから学ぶのも一つの方法です。

 ただし、中学受験向けのサイトは家庭学習に関して、とてつもなく高いレベルを要求しています。中学受験をしないのであれば、それらの情報を100%受け入れるのではなく、その内の5〜10%程度を我が子に合わせて活用するつもりで、読んでほしいと思います。

2006/12/06

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